📔『はいからさんが通る』
📔『あさきゆめみし』
などで有名な大和和紀さんの作品の中で、この
📔『N.Y.小町』
が一番好きです✨
物語の舞台は明治になりたての日本(とアメリカ)。
西洋文化と日本文化がいびつにミックスされたこの時代も大好きだし。
何といっても主人公の志乃が
✨しなやかで
✨凛としていて
✨強くて
本当に素敵な女性なんです。
中学時代から何度読み返したかわからない程、大好きな作品です😊
文明開化の時代を軽やかに駆け抜けた女性の物語
主人公の志乃は小間物問屋の若主人で、『男が生まれないから』という理由で
🔖男として育てられた女性
です。
ところが16歳の時、弟が生まれたことから突然
🔖女に戻って結婚しろ
と言われてしまいます。
ふざけるな~~~💥
とばかりに家を飛び出して、思い付きで
アメリカに行こう🗽
と船に飛び乗ったものの、着いたところは
🔶エゾヶ島(北海道)
だったというところから、物語が始まります。
導入からすでに波乱万丈ですが、16歳まで男の子だった志乃が初めて恋に落ちた相手が
💗異人さん
だったことから、本格的に波乱万丈になっていきます。
物語の舞台も、東京~函館~札幌~アメリカ~日本とダイナミックに移り変わり。
その間も
🔖強烈なライバルが現れたり
🔖国際結婚の法律に阻まれたり
🔖犯罪に巻き込まれたり
🔖家庭と仕事の板挟みになったり
数えきれないほどの大小の危機が志乃に訪れますが
🔥私は愛する人と生きていく
と、軸がぶれることなく、常に前を向いて全力で立ち向かう姿が本当にかっこいい‼️
札幌時計台で見た新渡戸稲造の直筆ノートが美しすぎた✨
『N.Y.小町』では、物語の背景でちらほら明治開拓時代の建物が登場します。
コロニアル様式・・・なのかな?
正式な呼び名は知りませんが、札幌時計台のような、板を重ね合わせて組み立てたような、洋風の建物です。
昔からレトロなものが好きなので
札幌の時計台、見てみたいな~💗
なんて、ほんのり恋焦がれていました。
ところが高校生の頃、テレビで札幌時計台が写った時、母が
修学旅行で見た時、あまりにも
貧相で愕然としたわ~💦
と言い始めたのです。
今では小樽運河と共に『北海道3大ガッカリ』なんて言われているので、誰もがその小ささをご存じかと思いますが、当時は
えぇ?!素敵じゃないの😓?
とびっくりしてしまいました。
でもいくら母にそう言われても、写真や映像で見る限りとても素敵な建物なので
札幌時計台、見てみたいな~~💗
って気持ちが変わるわけでもなく。
大人になってから
がっかりでもいいから、見たい!
と、札幌時計台を訪れました。
母の印象を聞いていて、期待していなかったからでしょうか。
実際にみた札幌時計台は
めっちゃ可愛い💕
でした。
常設なのか、期間限定なのかはわかりませんが、私が訪れた時は札幌農学校時代の生徒たちのノートが展示されていました。
その中に、昔の五千円札や『武士道』でおなじみの
🌟新渡戸稲造
のノートが展示されていて
✔文字が美しすぎる💥
✔イラストが上手すぎる💥
✔しかも全部英語だし💥
10年以上も前なのに、今でも目に焼き付いているほどの美しさでした。
主人公の志乃が恋する相手のダニエルは
🌟少年よ 大志を抱け!
で有名なクラーク博士と同じく、日本に様々な技術を教えに来た、明治政府のお雇い外国人で、一時期
🔖札幌農学校
の先生として働いていたという設定なので
新渡戸稲造もダニエルに教わったのかな~😊
なんて勝手な想像を膨らませながら札幌時計台の中を歩くのは、とても楽しいひと時でした。
そして、私が新渡戸稲造のノートに衝撃を受けている間、当時小学生だった次男は
💚とっけ
という札幌時計台の謎のゆるキャラに一目ぼれをしていて、『とっけTシャツ』を買う羽目になったのも今はいい思い出です😊
文明開化の嵐にのまれることなく、軽やかに時代を駆け抜けた『N.Y.小町』の志乃は、中学生の頃からずっと私の憧れの女性です。
📔『N.Y.小町』は全9巻です♪
≪あらすじ≫
時は明治。小間物問屋の娘・志乃はダニーに出会い、まだ見ぬN.Y.への夢を膨らませる。志乃はアメリカへの密航を企てる。しかし乗った船は北海道・函館行きだった。いつしか、志乃はダニーに惹かれていくが、外国人との結婚は困難な時代、志乃は、この熱い思いを一体どうすればいいのか⁉
文明開化の時代を背景に、夢と恋に生きた一女性の半生を描くロマコメ決定版‼(表紙裏より)
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